弊社ウェブサイトのリニューアルに際して、Googleが公開している「検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド」をきちんとやってみた記録の一部です。
新しくウェブサイトを制作したり、リニューアルされた際には、ぜひ参考にしてください。
この記事では、前半部分を投稿しています。
検索エンジンにヒットさせて自社サイトや自社サービスを検索結果の上位に表示されるようにしたいものですね。
今回は、検索エンジンのスタンダード的な立ち位置にあるGoogle自身が公開している「検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド」に従って、重要なポイントを漏れなくおこなってみました。
このガイドは、Googleの検索エンジンを効果的に利用することを主眼に書かれており、Google側の仕様変更などの都度、内容が更新されています。
検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド
https://support.google.com/webmasters/answer/7451184?hl=ja
それでは、検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド(以下、スターターガイド)の目次の項目に沿って進めていきましょう。
以下の内容では、スターターガイド冒頭の「用語集」に基づいて記載しています。
用語がわからない場合には、スターターガイドを確認してみてください。
まずは、現在の検索エンジンの登録状況を確認します。
「site:」を付けてサイトのホームページの URL を検索し、インデックスに登録されているかを確認します。
新規ドメインでまだコンテンツがなかったり、アップロードしたばかりで、検索結果が表示されていない場合には、次のステップで登録していきます。
また、他の人・組織が使用していたドメインを取得した後で使用する場合で、検索結果に何か出てくる場合には、その内容に注意した方がよいでしょう。
Googleの「クローラ」にページを見つけてもらうのも1つの方法ですが、何日も時間がかかる場合や、外部からのリンク数が少なくて見つけてもらえないことがあります。
そこで、サイトマップを作成して、こちらからGoogleに知らせることができるようになっています。
次のような所定の形式のファイルを用意する必要して、それをGoogle Search Console から送信するだけです。
XMLやテキストが対応しやすいのではないかと思います。
対応しているファイル形式
サイトマップについて
https://support.google.com/webmasters/answer/156184
ウェブサイト上には、積極的に公開したくないURLもあるでしょう。
例えば、特定の広告ページからのみリンクして欲しい「ランディングページ」などです。
こうした場合に備えて、クロールの対象外にしたいページをクロールに知らせることができる仕組みがあります。
robots.txt ファイルについて
https://support.google.com/webmasters/answer/6062608
次の内容のテキストファイルを作成して、サーバーのドキュメントルート(公開領域の最上位の階層)にアップロードしました。
現時点では、クロールの対象外にしたいページが特になかったので、エラードキュメント(何らかのエラーが発生したときに表示されるページ)が格納されたディレクトリを指定しています。
また、サイトマップの場所についても指定してみました。
User-agent: * Disallow: /errdocs/ Sitemap: https://www.e-pokke.com/sitemap.xml
ウェブサイトのページは、HTMLをもとに、画像や動画、CSS、Javascriptなど様々なファイルから構成されています。
その昔、クローラーが発達途中の頃は、HTMLだけを読み込んで処理しており、逆にそれを利用して検索エンジン対策がとられていたこともありました。
検索エンジンの究極の目標は、人にとって検索しやすい結果を提示することですが、HTMLだけの読み込みでは分からないことが多くありました。
現在は、人がブラウザからアクセスしたのと同様に様々なファイルをきちんと読み込み、適切なインデックスを作っていけるようになっています。
以下のツールを使用することで、クローラーがどのようにコンテンツを認識するのかを確認できます。
URL 検査ツール
https://support.google.com/webmasters/answer/9012289
Google Search Consoleでは様々な検査ができますが、今回は、次の検査を行いました。
ここまで、「検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド」の前半部分を進めてきました。
後半部分は、また改めて進めてみたいと思います。
以上、お役に立てれば幸いです。